Ymirアプリケーションには動作ステータスという概念があります。
動作ステータスは、Ymirアプリケーションがどういう状態で動作しているかを表します。動作ステータスには「開発中」と「リリース」の2つがあります。
ymir-skeletonなどから構築した開発プロジェクトでは、開発中のYmirアプリケーションをサーブレットコンテナに配備すると「開発中」ステータスで動作します。「開発中」ステータスでは、自動生成機能が有効であったりSeasar2.4のSMART Deploy機能がHot Deployモードになったりします。
その一方で、ymir-skeletonなどから構築したプロジェクトについてMaven2を使ってwarファイルを作成すると、そのwarファイルを配備した際には「リリース」ステータスで動作するようになります。「リリース」ステータスでは、自動生成機能は無効になり、Seasar2.4のSMART Deploy機能がCool Deployモードになります。
動作ステータスの切り替えは、クラスパス上に配置したstatus.propertiesというファイルで行ないます。ymir-skeletonなどから構築したプロジェクトでは、開発中はsrc/main/eclipse-resources/status.propertiesがクラスパスに自動的に配置されます。warファイルを作成する際にはsrc/main/web-resources/WEB-INF/classes/status.propertiesが使用されます。
status.propertiesにprojectStatus=developと書くと、「開発中」ステータスで動作するようになります。projectStatus=releaseと書くと、「リリース」ステータスで動作するようになります。
status.propertiesファイル自体が存在しない場合は「リリース」ステータスで動作します。